個性の話

日報を書いてきましたが、特筆すべき日々の出来事がなく、小倉日報終了のお知らせをさせていただきます。長い間付き合ってくださった皆様ありがとうございました。私の日々のあれこれはインスタグラムでチェックおねがいします。https://www.instagram.com/guraogura/?hl=ja

改めまして、この場では農家の長男が日々何を考えているのか、ふと思ったことなどをテキトーに時には真面目に(?)、ぼやきを綴っていきます。

「個性について」

私はライブハウスで、お客さんや対バンのドラマーさんから個性的なドラミングですね、と言われることがしばしばありますが、そもそも個性とは何なんのでしょうかねえ?みなさんは自身の個性について考えたことはありますか?

今日の学校教育での評価基準は「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体的に学習に取り組む態度」の3項目です。美術科の目標では、美術を愛する心や創造的で独創的な表現を育てるようにあります。また、現代のグローバル社会においてメディアなとでは、個性を尊重することや独創的(=個性)なアイデアを持ち発信していく人間が求められる。これからの日本人には必要であるという記事を見かけることがしばしばあり、私は音楽で、美術でその個性をと伸ばしていけると思っていました。ただ、最近言われてる個性というのは落とし穴があるように思います。

個性を履き違えている社会

例えば校則を守らないグレ気味の学生くんは年齢的にまだ個性もへったくれも無い思春期なのですね、尾崎豊先輩をおススメしております。

YouTubeで迷惑系、暴露系の炎上発信をする人達、彼ら彼女らのことを多様性や、個性と呼ぶことは、的外れです。それは個性には当てはまりません。例えば、尿と糞で絵を描いたらそれは個性ですか?尊重できるものではありません。個性を履き違えて、個性というワードが一人歩きしてしまっています。

■本物の個性とは

では本物の個性とは何でしょうか。それは様々な分野の歴史を知り、興味を探求し、物事のマジョリティ全体を理解することから始まります。あらゆるジャンルからショックを受けるくらいにたくさん感動したことを蓄積してください。ゆくゆくはそれらが電子回路のように結ばれて繋い初めて、本物の個性が作り上げているんだとわたしは信じてここまでやってきてます。

現在2022年、現代社会は感染症の流行により日々目まぐるしく変化しています。そんな中、深い個性を尊重し発揮して生き抜いていくためには、いろんな世界に飛び込んで行き、できるだけ多くの刺激を噛み砕き、胃袋に消化して吸収して、流行に流されずあらゆる価値観に染まっていない自分を作ること、ここが個性の出発点です。

仕事での問題解決や、趣味、生き方にさえも必ず良い方向に影響することを祈っております!