ピック誤発注の真実

海外にオーダーしています私のオリジナルピック「やまぎねこピック」の残りが少なくなってきました。ピックというものは消耗品です。激しくピッキングする人なんかは削れたり割れたりしてすぐに使えなくなると。私の場合、なよなよと撫でるように弾いているせいか全く削れませんし割れません。ではなぜ残りが少なくなるのか。ズバリ、なくすからです。

なくさないぞという決意のもと、新たに発注しました。クレイトンというピックメーカー。海外のサイトですから全部英語。そこでデザインから全部自分でやらなくてはならない!小倉くんから送ってもらったウラニーノロゴを配置し、やまぎねこを今回も小さく配置。そして今回は自分の名前も入れちゃおうってんで、Kensuke yamagishiと入力しました。我ながらいい出来。自信満々で発注後、得意になってTwitterにつぶやきましたよね。


「高いけどぼくはこだわってるので」みたいな調子こいてる感がムカつきますよね。

しかし!ここでとんでもない落とし穴が!


おい!名前のつづり間違っとるやん!なんだよKensureって!

時すでに遅し。この事実に気づいた時わたしは膝から崩れ落ちました。自分の名前というふつう絶対に間違えないであろう部分に誤植。しかもそのピックが200枚届く…。恥ずかしすぎる。

言い訳するわけじゃないですけどね、言い訳するんですけどね、これには理由があるんです。海外のサイトにも「予測変換」の機能はあるようで、Kensukeと打つと勝手に予測変換でなぜか頭のKがCになるんですよ。仕方ないので手動で頭文字のCをKに打ち直して発注したんです。しかし予測変換で変わっていたのは頭のCだけではなかったのだ!地味に後ろのkがrになっていたのだ!

つまりKensukeと打つと「Censure」という単語に変換されたようで、私は頭文字をKに直しただけで安心しきって発注してしまったわけです。Kensure。ケンスレと読むかケンシュアーとでも読むか。この際ピックに合わせて改名するか…泣

ちなみに。気になって調べてみましたよ、私が罠にかかったCensureという単語の意味を。

Censure…【他動詞】激しく非難する、咎める

発注のボタンを押す前に今一度誤植がないか確認をしなかった自分を激しく非難しました。ちなみにこの単語は英検準一級、TOEIC730点以上、大学入試では最難関大学対策レベルだそうです。覚えておいて損はないかもしれませんよ。私は一生忘れません。