読み上げ機能

iPhoneに「読み上げ機能」なる新機能が追加されたことを、小倉くんが発見しました。文章を選択して「読み上げ」というボタンを押すと、Siriの声の人が文字どおり朗読してくれるようです。不自然なイントネーションと無機質な声がなかなかイラっとします。小倉は「ライブ告知の新しい形」と言ってライブ告知文を読ませていましたが、逆に動員が減らないか心配です。

「馬鹿の一つ覚え」とはよく言ったもので、さっそく本日放送のFM高知「ウラニーノ青春スピーカー」の番組説明と曲フリをiPhoneに読ませた我々。いつか10分間の番組を完ぺきに台本書いて全部iPhoneに読ませてみようかという、時代を先取りした実験的な企画も持ち上がりました。FMの電波使って何をやろうとしてんだか…。

そういえば、以前ウラニーノの機材車のナビのお姉さんは我々にひどいセクハラを受けていました。たとえば登録地点に事務所を設定し、その名称を『◯ッティングし』とするわけです。そうするとその地点を目的地に設定した時に何が起こるか。ナビのお姉さんが読み上げてくれるわけですね。「『ペッティングし』に行く」と。もう、書いていて情けないです。それでキャッキャ言って盛り上がっていたんですが、ある時共演したバンドの女の子が帰る方向同じだったので乗せてあげたのですが、検索履歴で「ペッティングし」という地点が表示され読み上げられました。その時の車内の空気の気まずさは察するに容易いでしょう。

さて、iPhone読み上げ機能、文章を読むのが苦手な小倉くんは「これは便利」と言いながらこのブログを読ませて聞いていました。皆さんはできればiPhoneに読み上げさせずにご自分で読んでください。自分の文章や歌詞を人に朗読された時の、あのなんとも言えない気恥ずかしさってなんなんでしょう。それが機械の声だとしても。