ラズベリーチョコレートパイ

連日繰り返しますが、くどいようですが、私の本業はバンドマンです。しかしバンドマンもですね、食っていくためにはいろいろやるわけです。お掃除研修に続いて、元キャビンアテンダントから「接遇研修」を受けました…。

時代は変わりました。バンドマン=不良、そんな方程式ははるか昔に崩れ去り、今や高学歴バンドマンはむしろ主流。ダイナマイトナオキ先輩も言ってますよね。健康、挨拶、レディーファーストこそミュージシャンの新たな形でございます。接遇研修、なかなかおもしろかったですよ。「山岸さん、自然な笑顔で私の目を見てください!」と言われ、言われた通り先生をにんまりと見つめ返した私の顔は、自分で言うのもなんですが相当気持ち悪かったと思います。物販で私の笑顔に不快感を抱いたら言ってください。それは元CAさん直伝のスマイルです。

話は変わって、今私は上野公園のスターバックスに一人でいます。「スタバでマック開いているやついけすかない。友達になりたくない」と言っていた私が、スタバでマック開いているなうです。人は変わっていくものです。コーヒーだけを頼んだのですが、お姉さんが、「お食事はいかがですか?私のオススメはラズベリーチョコレートパイです」と言いおった。私の。なにそれずるい。もう、そんなこと言われたら頼んじゃうじゃないかバカ!

今、私の目の前には、マックブックエアーとホットコーヒーと、食べる予定などなかったラズベリーチョコレートパイがあります。お姉さん、あなたの勝ちです。そして少なくとも、あなたの接遇はパーペキ(死語)です。