先日、「テレビ電話で打ち合わせしましょう」と言ったら、「テレビ電話っていいですね、スカイプとかFaceTimeとかじゃないんですね。ぷぷぷ」と小馬鹿にされましたよ。そりゃ実際に使うのはスカイプとかFaceTimeかもしれんけどやな、テレビ電話はテレビ電話やろ!
少し前にリュックのことを「リュックサック」と言った時もずいぶん笑われましたね。略せずに本来の名称を言っただけなのに。でも確かに小倉くんが「徹子の部屋」のことを「黒柳徹子の部屋」と言った時には妙な違和感があったな。
あと先日は若いバンドマンの方に「連絡先を教えてください」と言われ、「はい。じゃあ赤外線で」と言ってしまった。LINEのふるふる振るやつって、赤外線じゃないんですかね?
まずい、このままでは河島英五ばりの「時代おくれ」の男になってしまう。っていうその例え自体が時代おくれか。
最後に1つ小話を。落語のような本当の話です。先日、東横線に乗ってふだん行かない町まで行った時のこと。小さい子を連れたお父さんが隣にいました。車内に表示される駅名を見ながら子どもがお父さんに「なんて読むの?」と聞いています。お父さんの答えに戦慄しました。「聞くな」。子どもの好奇心を真っ向から否定するその態度に怒りさえ覚えました。私はよほど言ってやろうかと思いましたよ。北の国からの五郎さんの口調で、「あんた!子どもがまだ聞いてるでしょうが!」。しかし、そこに流れた車掌さんのアナウンス。「えー、次の停車駅は菊名〜菊名〜」
お後がよろしいようで。