現金を持ち歩こうと思った話

先日、久しぶりに会うバンドマンと飲みました。過去に2回くらい対バンし、その時は挨拶くらいしかしてなかったのですが、話してみるととても落ち着く気持ちのいい男でした。いろんなことに共感し、いい話ができました。一軒目の会計の時、「ここはぼくが払います」と彼が支払ってくれました。一応ぼくが先輩だし、いやいやいや払いますと言ったものの、「では2軒目は私が」と言ってご馳走になりました。

そして2軒目、会計の段になり素早くクレジットカードを店員さんに渡す私。しかし、店員さんが「カードは10,000円以上からになります」と。なんと。その時の私はタクシーの初乗りにも足りないくらいの現金しか持ち合わせていませんでした。真っ青になる私の横から、彼がそっと5,000円札を差し出しました。もう穴があったら入りたい、いや、穴を掘ってでも入りたい気分でした。

駅までの道すがら、「今日はぼくがお誘いしたのでいいんです。ご馳走させてください」と、どこまでも優しく気持ちのいい彼の隣で、お金を下ろそうとコンビニを探す往生際の悪い私。「次は絶対おごるからなー!おごらせてくれるまで誘い続けるからなー!」と言って別れました。

現金は持ち歩くべきでございます。反省した極端な私の財布には、今25万円の現金が入っています。カツアゲにあったら逃げるしかありません。

読んでないと思うけど、◯◯くん。ごちそうさま。本当にすみません。また飲みに行きましょう。



ところで先日、友達の子供を抱いて写真を撮ったら、


また顔を交換された。しかもリアルタイムではなく、過去のぼくの顔を合成された。なんでもできるんだな。