お面を作り続けて何年になるでしょうか。小倉氏はお面を作らせたらバンド界で右に出るものはいません。話し合いでターゲットを決めたら、素材の選別やサイズ感の設定など、ほぼすべて彼の天才的な感覚で作成されています。
今回は特別に普段絶対に見えない裏側をお見せしましょう。
我々くらいになるとフルオーダーメイド。私専用のお面が用意されます。お面としてのクオリティを重視するため、目の穴は開いていません。装着している間、何も見えていません。完全な闇です。会場のリアクションや空気、いろんな意味で見えていません。
個人名の表記はパフォーマンス中にステージに放り投げても、再び拾う時に誰のものかすぐにわかるようにという意味もありますが、実は過去の苦い失敗を繰り返さないためという意味もございます。
そう、取り返しのつかない過ち。
右手にいる私にご注目ください。
天地逆という痛恨のミス!
わかっていないのは本人だけ!!