職場に日本語をほぼ話せない外国人の方がいらっしゃいましてね。幸い同僚が元英語講師という超頼もしい男で、ペラペーラな感じで応対してくれたのですが。しかし、日本の英語教育がいかに間違っているかを身をもって痛感いたしました。自慢じゃあありませんが私は大学受験のセンター試験で英語はアベレージ180点以上は取っていた男です。中高6年間でみっちり英語を学んだのにほぼ会話できないって、明らかにおかしいでしょう?
なるべく話しかけられないように、私は大人数の打ち上げの時くらい存在感を消しましたね。そして外人さんを相手に堂々と話をする同僚の陰に隠れてモジモジしながら、私が発した英語は帰り際に一言「シ、シーユー」だけでした。情けない…。
そういえば以前、小倉が酔っぱらった勢いで初対面の外人さんと楽しそうに話していたのを思い出しましたね。彼はもちろん英語は話せませんが、「日本語をゆっくり発音する」という独特のコミュニケーション方法で盛り上がっていました。こないだ行った沖縄料理のバーのマスターも、驚くほどチープな英語で外国人のお客さんに絡んでましたね。要は気持ちなのか。
次は勇気を出してもう一言ぐらい発してみようと思いました。グッモーニン、くらいは。