野球に例えるなら

以前事務所のテレビで野球中継が流れていてリハ終わりで何気なく観ていたのですが、「巨人のキャッチャーって誰?」と聞こうとして、なぜか私「巨人のドラムって誰?」と聞いてしまいました。これに小倉が珍しく怒りましてね。「ドラムをキャッチャーとかキーパーとかそういうキャラで見てるんだろ!」と。そんなつもりはないんですが、無意識にそう見てるんですかね。確かに共通点はなくはないんですよ。どっちも1人だけ座ってるし、野球漫画のキャッチャーと洋楽ハードロックのドラムはデブキャラと相場が決まっております。

 

昔、友達が泊まりに来た時にずいぶんクリアな寝言を発していました。それが「どうして怒ってるんだ。ぼくがデブなのにキャッチャーじゃないからか」とハッキリと言っていたんですね。これは少年時代のコンプレックスとトラウマの表出かなと。なかなか闇が深いなと思いました。

 

ドラマー小倉範彦をあえて野球のキャッチャーに例えるなら、あの自由すぎるスタイルはかなり型破りでしょうね。ボールを待ち切れず、バッターボックスの前に飛び出して捕球するでしょうね。ボーカルがピッチャーと言うわけではないですが、そんな小倉がニヤリとする球を投げ続けたいなと思いました。