小倉くんがサポートドラムで参加したフルート奏者の横田美穂さんのコンサートに行ってきました。はるかさんも一緒に。クラシックの美しさにいい具合のポップスが混ざり、とても素敵なコンサートでした。小倉くん、普段叩きながら椅子から転げ落ちるようなハチャメチャなドラムを叩いている人とは思えない、実に繊細なプレイでした。
横田さんもMCでおっしゃってましたが、リハーサルで最初に小倉くんと合わせた時、笑っちゃってフルート吹けなかったそうな。そういえば昨年アキオカマサコさんと一緒にやった時も、アキオカさん小倉ドラムがなぜか笑いのツボにハマってしまい歌うのに苦労してたな。
さて、横田さんの所属プロダクションというのが、ウラニーノがインディーズ時代にずいぶんお世話になっておりました熊谷の有限会社デイブレイクという音響会社でして、その社長がシラネモンこと白根さんという人です。白根さんは昔からぼくの顔を見る度に「やまぎ肉食ってるのか!肉食え!肉!」と言っては執拗に肉食を勧めてきます。昔デイブレイクでバイトした時は「食べるのが仕事なんだ!食え!」と意味のわからない理屈で2時間に1食くらい食わされ、バイトに行って2キロくらい太って帰ってきたこともありました。当時「食のDV」と呼んで恐れておりました。
それも含め、白根さんという人は昔から親心のようにウラニーノのことをかわいがってくださって、今回久しぶりに再会できて本当にうれしかったです。まぁ案の定、会うなり「打ち上げは肉だ!肉行くぞ!」と相変わらずでございました。
お言葉に甘えてというか、断る選択肢など始めから許されていなかったように当たり前に打ち上げに参加させていただきました。西麻布のおしゃれな居酒屋に入るなり、メニューも見ずに店員さんに「肉3つ!」という豪快を通り越してただの肉食獣のようなオーダーをするシラネモン。刺身や野菜を頼もうものなら、横から「ラードだ!ラード!」と怒られる。10年前と何も変わってなくて、それがなんだかうれしかったです。肉を食いながらシラネモンはとても熱い話をしてくれました。いい夜でした。
久しぶりにデイブレイクでアルバイトさせてもらおうかな。交通費支給、賄い過剰に有り。
デイブレイクでのアルバイト中のぼくとシラネモン(イメージ)