ラーメンを食べに行った話

つけめんの生みの親と言われている山岸一雄さんというおじさんが亡くなったそうですね。あんまりラーメン屋さんには行かないもので、「大勝軒という店が山岸さんの店」くらいの知識しかありませんが、同じ名字なのでなんだか親近感ありました。大勝軒に行ったことは、確か過去に一度あります。普通盛りにしたはずなのにすごい量が多くて、山岸さんごめんなさいと思いながら少し残したのを覚えております。

先日大宮の町をふらふらと歩いておりまして、いつもどおり蕎麦でも食べて帰ろうかと思ったのですが、ふと「つけめん食べてみよう」という気持ちになりましてね。ささやかながら山岸さんへの追悼の意を込めて「大勝軒」に行ったのです。

相変わらず量は多かったですが全部食べましたね。山岸さん、今度は全部食べました。おいしかったです。ごちそうさまでした。きっとあなたの味はたくさんのお弟子さんが引き継いでくれるでしょう。ラーメンど素人の私がそんなことを思いつつ、自己満足に浸りながら帰ったわけです。

しかし、後日大変なことが判明いたしました。ラーメン通の知人に上記エピソードを話したところ、「君が食べたのは山岸さんの大勝軒じゃないよ」と。え?チョットマッテチョットマッテ、オニイサン。なんでも、大勝軒と言っても○○系というふうにいろいろあるらしく、全く別のお店なんですって。ぼくが行ったのは永福町系と言われる大勝軒らしく、山岸さんのお店とは全く無関係、むしろ商売敵。あらー。

何も知らないぼくは、山岸さんに敬意を表しながら思いっきりライバル店に入り、しかも山岸さんに「おいしかったです」となどと報告したわけですね。追悼どころかケンカ売ってますよね。成仏されませんよね。完全に勉強不足でした。

しかし永福町系と呼ばれる大勝軒、大変おいしかったです。山岸さんごめんなさい。

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しかし、ラーメン屋の店主って、なんでみんな腕組んで仁王立ちしてエラソーな顔して写真に写るんですかね。

 

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こわいって。

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こわいって。腕太すぎ。

 

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完全にチーマー!!