周囲のバンドマン、ミュージシャンに比べて、昔から機材が壊れる頻度が圧倒的に多いのですよね。決して粗雑に扱っているわけではないのですが、何か変な電磁波を出しているのでしょうか。おかげさまで確定申告では「修繕費」というやつがかなりの経費として計上できました。
そして今回ご紹介する故障品は…こちらのキーボードです!
テレビショッピングふうに言ってみましたが、心は泣いているんですよ。
曲作っててけっこう使うのに、「ニョーン」というB級映画で宇宙人が現れた時のような音がするようになってしまった。デモを録音してて、どバラードのサビでそんな音が鳴ったもんだから、一人でズコーってなりましたよね。
さて、修理。最寄りの楽器屋さんに持って行って、そこからメーカーに問い合わせて、メーカーに送って、修理して、また楽器屋に戻って来たら取りに行って…。そんな行程に気が遠くなった私は、思いつきそうで思いつかない手段を考えましたよ。いきなりメーカーの修理工場へ自分で持っていく!山岸ヨネスケと化し、突撃隣の修理工場。キーボード抱えて「ごめんください」と入っていくと作業場から職人風のおじさんが「なんだおめぇは?」的な感じでとぬっと出てきて若干ビビりましたが、「1時間ほど待てるならちょちょいと直してやる」的なことを言われ、ラーメン食べてたら本当に直してくれました。すごい!ヒューヒューだよ!!
ちなみにこの製品はもう生産終了しているらしく、今度壊れたら部品がないのでアウトだそうな。今度壊れた時はもれなくマイハートもブロークンしそうです。本当の幸せ教えてよ、壊れかけのキーボード。